梵天(ぼんてん)

 

 


トップページ
播州祭り屋台・錺金具
 
擬宝珠
 
屋台紋
 
総才端
 
昇金具
 
梵天
 
締隠し
 
水切金具
 
垂木金具
 
井筒金具
 
高欄金具
 錺金具の文様
播州祭り屋台・彫刻
 
露盤
 
正角
 
狭間
 
腰組
 
脇棒受け
 雲板
播州祭り屋台・衣装
 
水引幕
 
高欄掛
 
乗り子衣装
 
伊達綱
 
隅絞り
 
昼提灯
 
布団屋台の屋根装飾
 

 

 

 

 屋台の装飾品で言う梵天は、反り屋根型布団屋台の屋根に取り付けられる大きな錺金具のことをいいう。梵天とは仏教に於ける守護神のひとつで、この金具を梵天と呼ぶ由来は謎とされるが、梵天は神が降臨の目印とされる御幣など依代(よりしろ)の意味もあることから、ここに語源が隠されているように思う。反り屋根型布団屋台の変遷を考えると、錺金具が発展する以前の屋根装飾は、水切中央に取り付けた大きな御幣が唯一の飾りだったといわれ、錺金具が普及すると、布団締め隠しを兼ねて御幣の部分に装飾性のある錺金具を用いるようになり、さらに発展が進むと布団屋根の反りも大きくなり、錺装飾も屋根中央から左右一対の現行スタイルが一般化するようになった。このことから反り屋根型布団屋台の梵天は、御幣から発展した錺装飾に語源があるように思える。
 梵天の種類はエビが最も多く、シャチ、鷹、龍、飛龍、唐獅子、鳳凰などがある。特徴的なものとしては、福崎町の西光寺屋台や西脇市の南旭町屋台で見られる「安倍泰成九尾の狐退治」があり、古い形態を残す梵天として屋根中央に取り付けられた扇鏡などは上品な趣がある。

 


反り屋根型布団屋台の屋根
(北之町/高砂市・曽根天満宮)
平成21年屋台新調時