擬宝珠(ぎぼし)

 

 


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屋台の擬宝珠
 

 神輿屋根型屋台の天頂には擬宝珠が取り付けられる。擬宝珠とは、字の如く宝珠を模したものといわれ、宝珠は、仏教において霊験を表し、願いが叶うとされる宝の珠である。宝珠には、神霊が如意的に宿るものと考えられ、屋台の擬宝珠には神が宿るとされている。また、宝珠は、ねぎの花の形に似ていることから葱花(そうか)ともいわれ、ねぎの花は長く散らないことや、独特のにおいが邪気を払うとされ、めでたいものと考えられている。屋台の擬宝珠は、宝珠を表す宝珠部、宝珠を支えるくびれた部分の欠き首、宝珠と欠き首を乗せる饅頭型をした伏鉢(覆鉢)の3つの部分で構成されている。
 屋台の天頂に取り付けられることから装飾性もあり、地区によっては鯱が付いた擬宝珠や、龍が巻いているものが見られる。灘のけんか祭りで知られる東山屋台は、宝珠部に純銀が使われ、伏鉢は鋳物で波の文様を打ち出し、純金と純銀の千鳥を6羽ずつ配した擬宝珠を使っている。社寺建築では宝珠の周囲に火焔模様を取り付けた火焔宝珠の様式も見られる。
 


金宝珠の擬宝珠
(糸井/魚吹八幡神社)
 

巻龍付き擬宝珠
(児嶋/的形・湊神社)
 

東山屋台擬宝珠
(松原八幡神社)
 

鯱付き擬宝珠
(松原/松原八幡神社)

伊和屋台擬宝珠
(伊和神社)

鯱付き擬宝珠
(田井/魚吹八幡神社)