太鼓

 

 


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参考文献

■99/09/01開設
■07/08/17最終更新
■10/06/14文面修正
 


 



屋台の太鼓
 



屋台に据え付けられた太鼓
 

 

 10月に入ると、屋台を持つ村では太鼓の響きが町中に聞こえ始める。秋祭りの準備も最終段階に入った屋台の太鼓を練習する音である。太鼓の音が響きわたると、腹の底から奮い立つような高揚感が湧き起こり、祭りの季節を肌で実感する瞬間でもある。
 太鼓は皮が張られている部分を「鏡」、本体を「胴」という。太鼓の胴にはケヤキが使われ、太鼓の大きさは鏡面の直径で表される。
 太鼓を叩くバチのことを姫路市南部では「ブイ」、姫路市南東部では「バイ」と呼ばれ、長さ約30センチ、直径約7センチの桧材で製作する。形状も地区によって異なり特色の一つ になっている。太鼓を叩きながら片手を外に出す「ブイ差し」を行う地区では、ブイの握り具合やバランスを考えた形状に作られている。屋台の太鼓は四人で打たれ、ブイは一台の屋台に最低8本同じ形状のものが必要で、全く同じものを作るには高度な技術が要求される。昔は大工の手仕事であったが、近年では機械で製作するようになり、微妙なくびれの曲線を注文する地区も増えているという。
 


灘のけんか祭りで知られる松原八幡神社に奉納されている7ヶ村のブイ
 

 左から中村、宇佐崎、妻鹿、八家、松原、木場、東山のブイで、くびれの曲線が地区によって異なっているのがわかる。下に飾られれているのは妻鹿、松原、東山の獅子屋台(ダンジリ)のブイ。